
商品誕生の背景と制作に込めた想い。
Product Design Director Brigham Crane氏
Outdoor Vitalsの商品の特徴と、ターゲットユーザーについて教えてください。
私たちは、山で使うためのギアを設計しています。私たちの拠点はアメリカ西部のユタ州にあり、標高が高く、夏は乾燥、冬は積雪するエリアです。そのような過酷な自然環境の中で使用するためのギアを開発しています。
私たちの商品の特長であり、またお客様が私たちに期待しているものは「パフォーマンス」です。一般的なハイキングブランドと比較しても、ギアに対する信頼性が非常に重要です。ギアの性能を限界まで追求するためには、私たち自身が理想の顧客像であるべきと考え、実際のフィールドで頻繁にバックパッキングを行い、過酷な環境下で商品をテストしています。
Outdoor Vitalsのモットーは「Performance First – 超軽量バックパッキングギア」です。奥深い山でトラブルに遭った際、ギアの性能が安全を左右します。だからこそ、私たちは性能に妥協しません。お客様が一年を通じて安心してバックパッキングに出かけられるよう、Outdoor Vitalsのギアを自信を持ってお届けしたいと考えています。

ウェアの生産において重視している点と、3DeFX+とTORAINを採用した背景について※TORAINについて
「超軽量」と「耐久性」を備えていることが重要です。重すぎるアイテムはバックパッキングには不向きです。また自然環境の中で濡れるということは低体温症を引き起こすリスクとなるため、防水性の高い素材であることも非常に大切な要素です。
東レの3DeFX+の魅力は「超軽量でありつつ保温性が高い」という点です。シート状の中綿を使用することでバッフル(仕切り)などの必要がなく、軽量化を実現しながら保温性能を維持できます。また、ストレッチ性もあり、予想以上の性能を発揮します。3Dコイル構造の糸を使用した中綿と、東レのストレッチ素材・縫製技術を組み合わせ、軽量性、動きやすさ、温かさを両立しつつ、長期的な保温性能も発揮します。
東レのTORAINは、耐久性・防水性・透湿性に極限までこだわった「高耐候ウェア」で、東レ独自の高機能素材とシームテープ技術により軽量性と高い性能を両立します。私たちのレインジャケットは、たった7オンスながら実際のフィールドで信頼できる機能性を実現しています。TORAINには厳しい品質基準があり、それを満たすために膜、表地、シームテープが一体となってテストされるため、耐久性と信頼性に強い自信を持っています。

東レインターナショナルと仕事をする上で印象的だった点
東レインターナショナルと取り組んだのは、革新的な素材と、高品質な製品開発を求めたからです。最初に共に開発したのは、Satu Pantsという商品でした。それ以降、多くの商品を東レインターナショナルと共に開発しました。
東レインターナショナルは、素材の調達から製品管理まで一貫して対応してくれるため、開発スピードが大幅に向上し、多くの製品開発を同時に進行できるようになりました。
Outdoor Vitalsにとって東レインターナショナルはサプライヤー以上の関係で、まるで自社のメンバーのように協力的で、課題にもすぐに対応してくれる信頼感があります。
たとえば、工場内に自分たちの「ブランドアンバサダー」がいるような感覚で、同じ目標に向かって働いてくれていると実感しています。"

ブランドとしての今後の目標と、東レインターナショナルに期待すること。
将来的な目標は、会社規模や売上の拡大に加え、技術開発をさらに推進していくことです。最先端のパフォーマンスギアを作り続け、自分たちが本当に使いたいと思える製品を開発していきたいです。
その中で、東レインターナショナルはイノベーティブな製品を提供し続けてくれる存在として、今後も非常に重要なパートナーです。私たちの期待としては、これまで通り、そしてそれ以上に革新的な製品を共に開発し続けていくことです。
最終的な目標は、私たちの製品が使われることで性能の高さが自然に語られ、ブランドの信頼性と評判がさらに広がっていくことです。
